バイオリンパレットではオープンから8年近くずっと、楽器の買い取り(下取り)はお受けいたしておりませんでした。
しかしながら、お客様から時折いただくご要望にお応えし、当店でお買い上げいただいた楽器の買い取りをスタートする運びとなりましたので、詳しくご案内させていただきます。
まずは買い取りスタートに至るまでの背景から順に説明させてください。
法律上からは、一度使用された物品や、新品でも使用のために取り引きされた物品、及びこれらのものに幾分の手入れをした物品は「古物」とされます。
古物を扱うには、公安委員会から「古物商」の許可を受けなければなりませんが、当店は中古ショップではございません。
そのため本来であれば、仮に楽器を下取りしたとしても、当店から古物商業者へかなり安く販売しなければならず、結果下取り価格もかなり安くなってしまいます。
一方お客様におかれましては、不用になった楽器は、中古ショップへ持ち込まれたり、お知り合いの方にお譲りになられたり、また、お客様個人がネットオークションを活用し直接販売されることも多いようです。
ご存知のように昨今では、個人でも簡単にネットオークションへ出品できますので、ある意味でその個人売買が一番「お得な方法」と言えるかもしれませんね。
しかし、オークションに不慣れなお客様も少なくはありません。
なにより、様々な面でたいへん繊細な弦楽器の性質上、個人売買ではリスクも大きく、楽器の健康状態から発送方法に至るまで、取引においてトラブルになることもあり、そういったご相談をいただくことも多いのです。バイオリンを中古品として売る際、また中古品を買うことも含め、十分に、十分にご注意いただくことを強くおすすめします。
そこで、お客様にとって最も有益な下取り方法として、お客様に代行しバイオリンパレットがネットオークションに出品させていただくシステムを検討しました。
古物営業法では、お客様に販売した物品を、そのお客様ご本人から買い戻す場合は、古物商許可は必要ありませんので、当店からお求めいただいた楽器の買い取りをさせていただきます。
ただし、バイオリンパレットから中古品としてオークションに出品する以上、再販売に向けての様々な経費・リスク・保証責任などが付随する都合上、金銭に関する面だけを考えた場合には、やはりご自身で出品されたほうがずっとお得と言えますので、包み隠さず先に申し上げておきます。
さて、それではその買い取りシステムの流れを以下にご案内します。
1.以前当店にてお買い上げいただいた楽器を、こちらへお送りいただきます。
2.楽器の状態を診断し、オークション出品スタート価格を提案いたします。
3.出品が確定したら、楽器のクリーニング、再調整、また必要に応じてご相談の上で修理も行います。
4.楽器を撮影し出品します。お客様のご希望があれば有料オプションを利用しての出品にも応じます。
5.落札された場合、落札者様とのやり取りはもちろん、アフターもすべて当店が責任を持って行います。
6.落札者との取引終了後、落札額に応じた金額をご指定の口座へ送金します。
もし、入札がまったく無いままオークションが終了してしまった場合には、スタート価格の値下げなどについてご相談させていただき、あらためて再出品します。
万が一、上記項目3の実施以降に買い取りキャンセルをご希望されました場合には、上記基本料金6,000円のみ(修理を行った場合はその代金も)を請求させていただきますのでご了承ください。もちろん極力そのようなことのないよう、楽器診断後に説明と提案をさせていただきます。
「それで買い取り金額はいったいいくらになるの?」と、戸惑っていらっしゃるかもしれませんので、一例を挙げさせていただきますね。
例えば、当店一番人気のバイオリンVN-60の買い取りをご希望いただき、状態も良好で、オークションにて45,000円で落札されたと仮定します。
その場合、45,000円の70%である31,500円から、基本料金6,000円を差し引き、25,500円が買い取り金額となるわけです。
より低価格帯の商品の場合、また状態があまり良くない場合には、買い取り金額がほとんど無いこともあり得ますので、残念ながらご依頼いただくことはおすすめできかねます。
その場合には、他の方法をご検討されることをおすすめしますし、もしお客様ご自身でオークションに出品される場合には、せめてその折には、例えば商品情報の案内でお困りのことや、例えばお取り引きにおいて問題が発生した場合など、そういったことでも当店へお気軽にご相談いただいてはと存じます。
なお、当店でお買い上げいただいた楽器でない場合には、楽器の初期段階における健康状態や品質を把握できていない関係上、また古物営業法からも、買い取りはお受けできかねますのでご容赦ください。
バイオリンパレットトップページのご質問フォームやメールにてご用命ください。
その際、商品名や型番、ご購入いただいた時期、また、お分かりになる範囲で結構ですので、楽器の健康状態や気になっている点などを正直にお聞かせください。例えば傷を付けてしまった箇所といった情報だけでなく、逆に、例えば弓の毛替えをしたばかりですなどといったアピール面もありましたらぜひお聞かせください。
折り返し、楽器のお送り先をはじめ、梱包方法の注意点などをご案内します。