バイオリンの音色をMP3ファイルから試聴いただけます。

はじめに このコーナーでは、当店が取り扱っているバイオリン全機種について、実際に演奏した音色をお聴きいただけますが・・・、お聴きいただく前に、お伝えしたいことがございますのでどうかお読みください。

 @録音した音データは、MP3ファイルに小さく圧縮してサイト上にアップし、更に、その再生音はお使いのパソコンスピーカーの性能により大きく変化しますので、できましたら良質なスピーカーやお手持ちのコンポに接続したり、また良質なヘッドホンでお聴きいただくことをおすすめします。
 A人間の耳で聴き取ることができる周波数帯はごく限られた範囲ですが、実際の演奏においては、その範囲を大きく超える周波数帯から構成される豊かな音がバイオリンから発せられ、本来は耳だけでなく身体を通してそのすばらしい響きを感じる楽器です。
 Bバイオリンという楽器は、弾き込むことにより性能が上がります。これはたとえ低価格帯の楽器であっても言える事であり(ピークを過ぎれば性能は下がっていきます)、高額つまり良質な楽器であるほど、更に更に性能は大きく向上していきます。

 つまり、以下に試聴いただける音よりも、実際の音のほうがはるかに美しく、各機種の音色の優劣についても、実際には差がより大きいことをご了承いただいた上で、あくまでも音の傾向のご参考としてお聴きください。

◆演奏に協力いただいたバイオリニストをご紹介します。

森下麻奈

 森下 麻奈 (もりした まな)

 5歳よりヴァイオリンを始める。
 信愛学園音楽科卒業後、ドイツで室内楽を学ぶ。
 愛知県立芸術大学器楽科音楽学部、同大学大学院修了。
 現在は、ルヴァロア弦楽四重奏団、ピアノトリオ「La Trois Voix」、アンサンブルステッラ、のメンバーとしての活動を中心に、また、フリー奏者としてオーケストラのエキストラ等として演奏活動をしている。

 本ページ下部では、森下さんからいただいたコメントを中心に、各バイオリンについての比較をご案内しますので合わせてご参考ください。

◆それでは、実際にお聴きください。
 ファイル名が各バイオリンの型番と同一で、各機種それぞれ3曲の構成です。
 エレキバイオリンについては、各機種それぞれ4曲の構成で、1〜2曲目は何も接続しない状態で、3〜4曲目は外部アンプと接続して出力された音を録音したものです。

 ↑↑↑「Flash」で動作するプレーヤーですが、万が一動作しない場合にはこちらのページからお聴きください。

◆各バイオリンの比較
 レコーディング時に奏者の森下さんからいただいたコメントを中心に、同席した複数の聴き手のコメントも含め、各バイオリンについての比較を以下にご案内します(そのためかなり主観的な意見も多く含まれていることをご了承ください)。
 低価格帯の商品から順に、楽器をある程度グループに分けて演奏していただきましたので、そのグループごとにご案内します。

SV-130SV-180VS-1RV-250
 SV-130はかすれたような弱々しい響きですね。SV-180とRV-250はそれよりも若干響きます。重量バランスのせいか、SV-180とVS-1は重く感じ、特にVS-1はポジションも取りにくく音も暗いと感じました。RV-250はピッチが安定しにくい感がありました。それでも、どれもお試し用の楽器としては十分に優れ、スズキのアウトフィットレベルと比べてもおすすめできますね。

VN-30RV-400
 やっと楽器らしい音になってきましたね。おそらく、ラッカー塗装ではなくニスが塗られていることも音の響き方に大きく影響していると思いますし、弦の違いもあるでしょう。やはりバイオリンを始めるのであればせめてこのくらいの性能は欲しいですね。

VS-3VN-60VS-4
 どれも全体的に、低音から高音までの音色や響き方のバランスが良くなってきましたね。音量自体もよく出ますので、初心者の方でしたらまず満足してもらえるでしょう。ただしVS-3は低価格な分、付属する弓はかなり劣りますね。付属品も考慮すればVN-60のコストパフォーマンスはとても高いですね。

ML-11FK-7VN-70
 ML-11とFK-7はどちらも個性は強くありませんが、癖がなく無難な感じがしますので、逆に生徒にはおすすめしやすい楽器ですね。ML-11のほうが比較的重厚な音で個人的にはこちらのほうが好きですけど、FK-7のほうが比較的明るめでどちらかと言うならば生徒にはこちらをすすめるかな。VN-70は弾きやすいですね。音も良くて、各弦のハイポジションでも音がこもらず、これなら教室でも十分ですよ!ぜひ私の生徒にもおすすめしたいです。

FK-9FK-11FK-14VN-90VN-150
 キルシュネックは全体的にキメの細かいきれいな音が響く傾向がありますね。FK-9はニスが硬いせいか、音の立ち上がりが良く、弾き込まなくてもはじめから軽快に鳴ってくれますね。その点FK-11やFK-14は弾き込めば倍音の響きも安定してきてより期待できますし、FK-14はよりきれいな音ですね。VN-90はものすごくいいですね!低音から高音まできちんと同じ性格を持ち、この価格帯としては驚くほどきらびやかで伸びのある響きです。VN-150も個性があって高音域がよく鳴りますね。低音域は響きませんが、弾き込めば期待できるかもしれませんし、枯れた感じの古っぽい音が好きな人にはおすすめできるでしょう。

FK-19FK-22VN-250
 FK-19とFK-22はやはりキメが細かい音ですね。それでもさっき弾いたものと比べて、ランクの違い、質の違いは明らかに大きな差を感じます。FK-19は身体に強くバーンと響いてきますし、FK-22ではそれに上品さもプラスされた感じです。VN-250はさっきのVN-150よりも弾きやすく、音のむらもなくバランスもいいですね。

FK-31VN-350RichterKnappeGerbeth
 FK-31は鳴りが荒々しいですね。弾き込みが必要でしょう。VN-350はやはり弾きやすいですね。ストラディバリウスモデルの形状やバランスは基本なんでしょうかね。低音から高音までクリアーで、そつなくまじめな優等生といった感じです。鳴りもすばらしく、たいへんおすすめできる楽器ですね。Richterは音の華やかさはありませんが、落ち着いた個性で良い楽器ですね。Knappeは見た目とは違って、優しく甘い音が響くのですね。優雅でしっとりとした曲調に合うと思います。Gerbethはおもしろいかもしれません!音を投げ掛けるとちゃんと反応して返ってくる感じがおもしろいです。音の薫りと言うか、音の要素がたくさんあるようで、弾き込めば期待できる楽器ですね。

EV-202EVN-27ESV-380SV130SV-200SV150
 エレキバイオリンです。1〜2曲目を聴き比べれば、消音効果の程度をご理解いただけるでしょう。EVN-27の消音効果が圧倒的に優れていますね。3〜4曲目を聴き比べれば電気部の性能差もご理解いただけますが、やはりSV130、更にはSV-200やSV150が優れていますね。あらためて思いましたが、お気軽な練習用としてはお値打ちなEVN-27、本格的なご使用にはSV130やSV-200やSV150をおすすめします。SV150は本当に軽いですね。フレームが響く感じもアコースティックバイオリンと同じく身体に跳ね返ってくるようで心地良いです。

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