チェロの音色を試聴いただけます。チェロ各機種の比較レビューも。

チェロ各機種の試聴データと比較

試聴スナップ  ※あらかじめお聴きいただく前に・・・をお読みください。
 曲目は、サン=サーンス「白鳥」と「アメイジング・グレイス」の、チェロソロ演奏です。
 おおまかに商品販売価格順となっています。
 ファイル名が各チェロの型番と同一で、各機種それぞれ2曲の構成です。

 レコーディングにご協力いただいたプロ奏者からのチェロレビューコメントを中心に、十分な弦楽器経験のある複数名の同席者のコメントも含め、各チェロについての比較評価レビューもご案内します(そのため主観的な意見も多く含まれていることをご了承ください)。
 低価格帯の商品から順に、楽器をある程度グループに分けて演奏していただきましたので、そのグループごとにご案内します。

チェロセットSC-100チェロセットGC-1HS
(15万円程度までのお試し用低価格チェロセットです。)
 プレイSC-100_01.mp3 | プレイSC-100_02.mp3
 プレイGC-1HS_01.mp3 | プレイGC-1HS_02.mp3
 チェロらしさを感じるためには、どちらも物足りなさを感じますが、せめて初期弦は早めに交換したいですね。
 SC-100は超低価格チェロセットということでやはり高音、低音ともの音の響き、音量、音の伸びなどが乏しく、音質が細いのでかすれたような音に聞こえてしまうこともありますが、ただ、きちんと楽器調整は行っていますので、お試し用としては十分に使えるでしょう。
 GC-1HSはSC-100と比べれば音の響きはなかなかです。多少音質が硬く、高音が潰れてしまうような印象を受けますが、弾き込んでいけばもっと鳴ってくるようになり、まろやかさが加わるのではという期待が持てます。
 チェロの楽しさを知るきっかけ作りとして、十分に有効ではないでしょうか。

チェロC-240チェロNo.74
(20〜30万円程度までのチェロセット及びチェロ本体。軽い趣味としてお使いいただく場合におすすめしています。)
 プレイC-240_01.mp3 | プレイC-240_02.mp3
 プレイNo.74_01.mp3 | プレイNo.74_02.mp3
 音の感じがチェロらしくなってきました。安いものをお探しでも、チェロらしさを楽しむためにはこのグレードから上の機種をおすすめしたいですね。
 C-240は高音にやわらかさが出て、穏やかな音色は聞いていてとても落ち着きます。低音の響きも悪くないですよ。音の立ち上がりも良くしっかり鳴らすことができそうです。
 No.74はまさにSuzukiらしくそつのない感じですね。高音のまろやかさや低音の迫力が足りないのが残念で、響きも十分とは言えませんが、音量や音色が一定なのが長所でしょうか。まとまっている楽器だと思います。

チェロNo.76チェロC-480E
(30〜50万円程度までのチェロ。一般的に初心者用モデルと言えるグレードです。レッスンの場でのご使用にもおすすめできます。)
 プレイNo.76.mp3 | プレイNo.76_02.mp3
 プレイC-480E_01.mp3 | プレイC-480E_02.mp3
 チェロ教室に通われるのでしたら、はじめてのチェロとしてどこの教室でも十分にご活用いただけるグレードですね。
 No.76はNo.74の性格を持ちつつ音質、音量ともにグレードアップした印象ですね。高音になめらかさが加わり音が繋がっています。個性的な音の輝きは感じませんが、真面目で実直な音色と言えるかもしれませんね。
 C-480Eは全体的に音量が十分にあり伸びやかな音色です。よく通る音ですが、しっとりとした深みも出てきますね。高音の朗らかな音色と低音の芯のあるしっかりとした音色のバランスも優れ、気分良く弾けそうな印象です。

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