バイオリン到着から演奏までの流れや注意点などをご案内します。

楽器が届いたら  ここでご案内するのはバイオリンについてですが、ビオラも同じですし、チェロについても言えることですので、お買い上げいただいた楽器が届きましたら、ぜひご参考ください。
荷姿 楽器はダンボール内に梱包された状態でお届けします。
 納品書は、荷物の中に同封されていますのでご査収ください。

 荷物の中身は納品書のとおりですが、まずは荷物を開封し、ご注文いただいた商品と間違いがないかご確認ください
 合わせてご注文いただいた小物類は、その大きさによっては、バイオリンケース内に収納していることもあれば、バイオリンケース外に収納することもございますのでご注意ください。
 中身を取り出したダンボール箱は、将来的に修理が必要になったときなどのためにも、たたんだ状態でも結構ですので保管されることをおすすめいたします。

 次に楽器を取り出すために、バイオリンケースを開きますが、ファスナーを開けるだけのケースもあれば、金具のロックも外す必要があるケースもあります。
 その金具自体もケースにより様々ですが、基本的には金具もしくは金具の一部をスライドする(下方向や横方向など)だけで簡単に開きますから、すぐにお分かりいただけると思います(鍵付のケースでも施錠せずに発送します)。
 もし万が一、開け方が分からない場合にはお気軽にお問い合わせください。

保護材 そしてケースを開けて中身を確認しますが、ケースとの隙間を埋める梱包材、テールピースに巻いた保護紙、弓を保護するビニール袋、弓の脱落防止のための輪ゴムなどは、廃棄しても結構です。

 工夫して念入りな梱包を行っていますので、配送時の破損事故はほとんどゼロですが(破損事故件数2003年0件、2004年1件、2005年0件、2006年1件、2007年1件、2008年1件、2009年0件、2010年1件、2011年0件、2012年2件、2013年0件、2014年0件、2015年1件で、全体の0.1%未満の発生率です)、念のため楽器に傷等が入っていないかをご確認ください。
 なお、当店ではかなり厳しい目で検品した商品のみを販売していますが、弦楽器の性質上、塗装むら、微細なキズ、補修跡などについてはご容赦くださいませ(「返品や修理等」参照)。

 それではいよいよ、演奏のための準備に入ります。

 まずは、音を出すために「弓」の準備が必要です。
 棹と毛の間が、棹の太さと同じくらいになるのを目安に弓毛をぴんと張りますが、「弓について2」に詳しくご案内していますのでご覧ください。
 そして松脂を塗りますが、はじめて塗る場合は、根気よくしっかりとたくさんの塗り込みが必要です。
 この松脂の塗り方については、「松脂について」に詳しくご案内していますのでご覧ください。

 弓の準備は以上です。次に楽器本体の準備に入ります。
 配送時の破損防止のため、弦はチューニングした状態よりも若干緩めて発送しています(「運搬する場合」参照)ので、「音合わせ」をしましょう。
 (余談ですが、仮にチューニングしたまま無事にお届けできたとしても、音程は必ず狂いますのでどのみち音合わせは必要です。)
 この音合わせについては、「チューニング方法」と「アジャスターについて」に詳しくご案内していますのでご覧ください。
 一つ補足しますが、輸送途中に弦が緩んで駒が倒れないよう、糸巻きはきつく押し込んだ状態で発送しています。そのため、そのまま単に糸巻きを回そうとするとかなり硬いこともありますが、その場合は一旦糸巻きを引き抜く方向に力を掛けながら弦が緩む方向に回し、するとペグが緩くなりますので、それから適度に押し込みながら回してチューニングすれば結構です(「糸巻きについて」参照)。

肩当の装着 肩当を使用される場合、肩当の種類によって取付方法などは異なりますが、基本的にバイオリンの裏板側へはめ込むだけですので、簡単に取付けられるでしょう。

 その際、楽器が安定して演奏しやすいよう、ご自身の体型に合わせて高さや位置などを自由に調節してください。今後使用されるたびにいろいろ試してみるとよろしいかと思います。

 以上で準備はすべて完了しましたので、弾いてみましょう。
 もし音がかすれたような感じで出ない場合、その原因は松脂の不足ですので、更に弓毛へ松脂を塗り込んでくださいね。

バイオリン演奏  こんなに小さな木箱から発する美しい響き、感じていただけましたでしょうか。
 バイオリンはとても魅力的な楽器ですので、末永くお楽しみいただければと存じます。
 また、楽器をお使いいただく上でご不明な点などがございましたら、ご相談はお客様の当然の権利として、どうぞ遠慮なくご質問くださいませ

バイオリンパレット 初心者コラム